以下の視点で、ブログ記事の作成を外注する際の注意点をまとめています。
- 質の良い記事を書いてもらうには?
- Googleアドセンスのポリシーに対応してもらうには?
- 失敗しないブログ記事作成の代行業者の選び方は?
依頼方法や代行業者を間違えると、後から修正作業などで時間を取られることになるので、要点を押さえて外注しましょう。
この記事の内容
依頼する内容に合わせて要件を明確にする
ひとことで「品質」と言っても、そこには様々な「期待」が含まれています。
ブログ記事に求める「品質」を噛み砕かずに、記事数と文字数だけを指定して代行業者に依頼したのであれば、それ以上は文句は言えません。
以下の図を参考に、記事作成を依頼をする前に、できるだけ要件を明確にしましょう。
ブログの目的とターゲットを明確化
Googleアドセンスの収入が目的のブログと、アフィリエイトが目的のブログでは、読者の動線設計が違ってきます。
誰に、どんな行動をブログ上でとってほしいのかを、代行業者に明確に伝えましょう。
例:アドセンス広告を貼るので、とにかく多くの人にページを開いてほしい
例:記事の最後に〇〇家具の広告を貼るので、インテリア好きの購買意欲を刺激してほしい
読者のニーズと解決策、SEOキーワードを明確化
読者は疑問や知りたいことなど、課題を持ったうえで検索します。
Googleは、質の高い記事であるための条件として「誰かの課題を解決する記事であること」をあげています。
検索上位に入るために、日記のような文章ではなく、課題解決型の記事を書いてもらいましょう。
記事テーマを指定する場合は、ブログテーマと一緒に以下を代行業者に提示しましょう。
- 想定する読者のニーズ
- 解決策
- 狙うキーワード(2~3つ)
記事テーマの選定から依頼する場合は、テーマ選定理由として「読者のニーズ」「解決策」「狙うキーワード」を添えてもらうよう依頼しましょう。
いずれにしても、以下の図のように、原稿表にあらかじめ記入欄を設定しておくことで、お互いに情報の抜け漏れを防ぐことが可能です。
~補足説明~
検索結果で上位を獲得するための様々な手法を、総じてSEOと呼びます。
よりSEOを意識して記事テーマを選定してほしい場合は、原稿表に各キーワードの月間平均検索ボリュームを記載する欄を追加するといいでしょう。
キーワード参考サイト:Googleキーワードプランナー
文章の構成を明確化
記事にたどり着いた読者は、「このブログには答えが書かれていない」と判断すると、検索ページに戻ってしまいます。
1行目で読者の心を掴むように、文章の構成もあらかじめ指定しておきましょう。
例:問題提起 ⇒ 解決策提示 ⇒ 理由 ⇒ 詳細 ⇒ まとめ
例:質問 ⇒ 回答 ⇒ 詳細説明 ⇒ まとめ
Googleはキーワードだけではなく、文章の構成も自動的に検知し、各ページをランキング付けしています。
基本の型をいくつか持つことで、記事の作成スピードも上がります。
記事のトンマナを明確化

トンマナ事例
トンマナとは、トーン&マナーの略語です。
ブログ独特の言い回しや、漢字・ひらがな・カタカナの使い分けルールを事前に共有することで、納品後の修正作業を大幅に減らすことができます。
トンマナ表として一枚作成すれば、その後も継続して使用できるのでおすすめです。

原稿表に付随させるとGood!
なお、「てをには」などの細かい部分まで完璧に思い通りにはならないので、ある程度は自分で修正するつもりで依頼した方がいいでしょう。
以上が、ブログ記事を代行依頼する際に押さえておく基本的な項目です。
原稿表を無料でダウンロードできるように準備中です。
今すぐ必要な方は、問い合わせフォームよりご連絡ください。
Googleアドセンス用の記事を依頼する場合のポイント
Googleアドセンスの広告を掲載する場合、制限コンテンツやポリシーというものが存在します。
(Googleアドセンス審査用ブログの場合も同様)
違反した記事があるブログに広告を掲載すると、アカウント停止や凍結になる恐れもあります。
アダルト系、健康系、情報商材系など、避けるべきテーマが明示されていますので、代行業者には事前に以下のリンクを送り、事前に読んでいただくようにしましょう。
参考サイト:Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー
参考サイト:Google サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツ
納品された記事を校正・校閲するためにも、みなさんもいちど熟読しておくことをおすすめします。
~補足情報~
アドセンス審査用ブログは、雑記ブログでも合格できます。
必要な文字数、記事数など、Googleアドセンス審査の合格ポイントをまとめましたので、これから記事を作成する方はご覧ください。

ブログ記事作成の代行業者の選び方
ランサーズやクラウドワークス、ココナラなどが登場し、代行依頼の選択肢は広がっています。
基本的にはしっかりと対応いただけるのですが、中には他サイトのコピペや、記事自動生成ツールで作成したものを納品してくる人もいます。
私がGoogleアドセンス審査のサポートをしたブログの中には、代行業者が自動生成した文章をそのまま使用している記事もありました。
アドセンス審査に合格しないばかりか、場合によってGoogleからペナルティを受ける場合もあります。
過去の作成記事を見せてもらう、記事自動生成ツールを使用しないことを確認するなど、契約前に代行業者を見極めるようにしましょう。
まとめ
ブログ記事を外注する際に気を付けるべき点についてお伝えしました。
代行依頼にせよ、自分で書くにせよ、これらの要素を明確化することで、Googleにも読者にも評価される、質の高い記事を作成することができるようになります。
この記事が、少しでもみなさんの参考になれば幸いです。